「ターシャ・テューダーの世界」相原真理子訳
2008.06.30 (04:06) livre, magazinetrackback(0)comment(0)
先日亡くなられたターシャ・テューダーさん
色々検索してみたところ、
いくつかの本の訳を、あの相原真理子さんがされていました。

相原さんと言えば、
ボクの中では「検死官シリーズ」
ここでも何回かふれているんですが、
パトリシア・コーンウェルという人の作品で、
もう1990年くらいからはじまった、サスペンス小説のシリーズです。

殺人現場の遺体やその周辺にある微物などを
科学的な捜査方法を駆使しつつも、
心理的な描写や、人間関係、生活環境のことや
気の利いたちょっとした会話などを織り込み、
登場人物に愛着を感じさせてしまうほど引き込まれる文章です。

ドロドロした中にもホッとするシーンがあり、
ドンドン彼らの世界に引き込まれていくのは
もちろんパトリシア・コーンウェルの物語がすばらしいこともあるのですが、
やはり翻訳の力も大きいと思います。
翻訳物の本ではたまに、
訳しているヒトもなんのことなのかわかっていないのでは?
という意味不明な文章がありますよね。
そうなると読んでいてフラストレーションがたまるんです。
検死官シリーズは話の性格上、かなり専門知識を必要とすると思うのですが、
彼女の訳はわかりやすく、ストレスなく読めました。

そんな彼女が自分で営業までした「ターシャ・テューダーの世界」、
読みたくなります。
彼女の言葉で、含蓄のあるターシャの考えを読んでみたいです。
早速明日、本屋を回ってみよう。
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