須賀敦子 静かなる魂の旅
2010.09.14 (03:09) film, télé, radiocomment(3)
須賀敦子 静かなる魂の旅」を観ました。
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BS朝日でだいぶ前に放映された番組をDVD化したものです。
ずっと観たかったのですが、親切で商売上手なamazonからメールが来まして、
早速購入、ようやく観ることができました。

今までボクが読んでいたのは、須賀さんの視点で書かれた世界観で、
須賀さんが過ごしたイタリアをみていたんですが、
それはどちらかといえば、
できるだけ簡潔かつ適切な表現を手段として、
控えめに、でも、自分の正しいと思うことは率直に伝える文章だったので、
(ボクが想像する)須賀さん自身を俯瞰で見た世界しか、考えていなかったんです。
学生運動的な過激な時代だったのにもかかわらず、
客観的に見るがゆえ、穏やかなフィルターにかけられています。

ボクもイタリアには行ったのですが、スペインの時もそうですが、
その国の北の方に行ったんです。
なので、「意外と落ち着いてるよな、ラテンなのに。」
と思っていたので、
須賀さんのイタリアの風景は、むしろしっくりきたんですね。

今回このDVDで、
須賀さんの視点で見つめたイタリアを、
さらに遠くから映像として見つめることで、
より現地の生活感を把握することができました。
関係ない街の人とか、実は崖の海辺だったりとか、意外に広々とした高原だったり。
そして須賀さんの、女性らしいかわいらしさが実感できました。

スペイン、フランス、イタリアの人は明るい(人ばかりではないけど、、、)。
けれど、動かせないものの重さを生まれながらに教えられている、
そんなカンジを受けます。
おそらく、彼女はそんな長い歴史的背景を含めて、
彼女が選び抜いた言葉で伝えようとしたんだと思うんですが。
まぁそれも、そんな一面もある、くらいなのかなぁ、、、。

色々な写真、知らないエピソード、個人的な気持ちの文章、、、。
ペッピーノから須賀さんへの詩。
ボクとしては、ホントに買って良かった。
でも、高くてもいいから、編集なしでみたかったなぁ、、、。

なぜか、ネコが結構出演しています。
torao100914.jpg
イヤ、トラオは出てないってば。
あ、でも、朗読は原田知世さんです。
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ショータ
2010.09.15 (22:47) + URL
お、なんかおもしろそ。
はつ
2010.09.16 (01:01) + URL
おひさしぶりです!
チラッと覗いてみたら、須賀さんの記事でした。
そう、この番組がきっかけでこのブログを知ったんでした。
あれから4年も経っているんですね、びっくり。
DVD情報、これからチェックしにいってきますー。
37kw
2010.09.16 (02:38) + URL +
ショータくん、どうも。
須賀敦子さんのことは度々書いているので、それを読んで、DVDを観るか、本を先にするか考えてよ。でも考えすぎないようにね。まずは須賀敦子ワールドに踏み込んでみて。
はつさん、ドウモです。
そうなんですよね。ボクも自分のブログを読み返して、今ではスーパーサイヤamopugliaに成長したはつさんのスゴさを噛みしめました。須賀さんも、結局、自分にあった靴を履いていたんだと思うんです。このDVDを観て、想いが強すぎるのに謙虚なだけなんだと思いました。
ではまたー












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