重松清さん
2005.08.05 (14:47) livre, magazinetrackback(0)comment(0)
最近、重松清さんを、読んでます。
知ってますか?
「流星ワゴン」とかのヒトです。

今読んでいるのは「定年ゴジラ」です。
重松清さんとボクは、同世代くらいだと思うんですが、
この「定年ゴジラ」は60歳過ぎの、題名通りのリタイアした、オッサンたちの話です。
ボクの両親よりはやや年下ですが、
年代的には同じくらいなのかなぁ、というくらいの歳の人の話です。

ボク自身、両親と同居していますが、
たぶん、彼らのことを、すっかり理解することはできないんでしょう。
「定年ゴジラ」を読んでも、「あーこんなことするかも」ということもないこともないけど、
多くの場合、そんなこともないでしょう。
わからないですけど、60~70歳代のヒトたちが、
「定年ゴジラ」を読んで共感するのでしょうかね?
一読者の自分と同じくらいの共感もあるし、共感しない部分もあるし、
くらいナンではないでしょうかねー?
と思うくらい、一個人的な、生活感あふれるお話しです。
登場人物一人ひとりが、それぞれの生活感のある、
抑揚のない(イヤ無くはないんですが)映画のようです。
「流星ワゴン」は、言ってみれば「結末へ収束してゆく型ストーリー」だったんですが、
「定年ゴジラ」は、ボクの好みの、「たわいもない生活、切り取り型ストーリー」ですかね。

ボク的には、故郷というのは、
カワマタグンジや、口割け女、高層マンションや地下鉄での投身自殺、
なんてゆー、イヤーなイメージしかない、イヤな少年時代でしたね。
戦中、戦後の人たちとは、体験してることが全然違ってるんでしょうね。
「定年ゴジラ」の登場人物たちは、時代的にはその世代のことを書いていても、
彼らの考え方は、今のその世代の人たちというよりも、
ボクら世代の、やがて来るであろう30,40年後のボクらの方が近いのでは?
という気がしました。
この年代のヒトにしては、さっぱりしすぎというか、
まぁ、ソーユー人物設定なんでしょうね。

ということから、「定年ゴジラ」に書かれている人たちは、
自分の親世代、または今後の自分たちの姿だというよりも、
重松清さんやボクくらいの歳のヒトが、今考えられる、今後の注意点なのかもしれないですね。
30、40年後に思い出せればいいなぁ、と希望する、
今やっちゃってるかもしれないことの後悔の念なのかもしれませんね。
文章がムチャクチャだ。
(重松清さんは後悔が好きみたいです。2つしか読んでないけど)
まぁでも、「流星ワゴン」のカズオさんのように
現在までのことを変えることはできないんですけどね。

重松清さんの(というより、「流星ワゴン」、「定年ゴジラ」の)もっともよい点であり、弱点は
ズルくて汚いヤツがいない、という点かもしれませんね。
一人称、三人称のやや不思議なカンジはありますが、
所詮作り話なら、ナンでもない日常の、そんな話が、ボクは好きですね。
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